この動画は京都にある「NPO法人 グローカル人材開発センター」での企画です。
<動画のコンセプト>
よくある交通ルール違反の日常の風景をおもしろおかしくすることで、親たちにとって、自分たちの行動を俯瞰的に見る事ができるようになり、規範意識向上と安全行動につなげる。また、子供達にとって、大学生のお兄さんやお姉さんによる交通ルールや安全行動の解説として親しみやすい紙芝居にしてみせることで、親子で学べるようにしました。
<企画背景>
親が自分の子供達に対してどのように交通ルールを教えていったら良いのか分からないという現状から、大学生(京都のお兄さんお姉さん)による交通ルールを子供と楽しみながら学べる動画教材とすることをねらいとしました。
子育て中の親への安全行動を促すことで、親が子供の前でも正しい交通ルールに基づいて行動するようになれば、子供も同じように行動できるのではないかと考えたからです。
また、京都の大学生による広報啓発とすることにより、京都のお兄さんお姉さんとして、地域に目を向け、関わるきっかけとしたと考えています。
<大学生からのメッセージ>
普段の生活の中で、親が子供の前で信号無視や自転車で道路の右側を走行しているなどのお父さん、お母さんによる交通違反の場面を見かける事が多くあります。
今回この動画は、そんなお父さん、お母さんたちに向けて、また、お子さんに対しても、正しい交通ルールや安全行動を学べるきっかけとなればと思い作成しました。
動画を通して、私たちが最も伝えたいことは、親の交通ルール違反を子供が真似をし、その子供達が大人になった時に、同じように交通違反をしてしまうという交通違反の悪循環を断ち切りたいということです。
実際に、当事者意識を持つということは大変難しく、他人事のように思いがちです。
しかし、このように想像してみてください。交通ルール違反によって、自分の大切なお子さん、家族や友達、そして自分自身が被害者や加害者となってしまうかもしれないということです。創造力を働かせながら自分の行動を振り返り、そして自分が行なってしまった些細な違反が多くの人を悲しませてしまうということを忘れずにいて欲しいです。
では、親子で一緒に自転車交通ルールについて考えて行きましょう!